干し物
手作業で丹念に釜茹でしていた時代から、最高の素材を吟味して
「釜揚げしらす」や「ちりめんじゃこ」の味を引き出すのは、
現在も変わらず「伝統の職人の技術と経験」です。
しかし、今の時代は「最高の味」だけではなく、
誰にでも安心して召し上がっていただける
「清潔・安全」という部分も大切にしなければなりません。
最高の味の「しらす」と「ちりめんじゃこ」を作るのは
「伝統の職人の技術と経験」、 清潔で安全な「しらす」と
「ちりめんじゃこ」を作るのは「設備と立地環境」
二つが揃ったときに、はじめてお客様が本当に心から安心して
美味しく召し上がっていただける「釜揚げしらす」や「ちりめんじゃこ」を
お届けできると考え、やぶ水産は日々努力しております。
ちりめん
ちりめんというのは、カタクチイワシを主な原料とするもので5月~7月・10月~12月が漁獲時期です。
新鮮な魚のみを厳選し、淡路島の澄んだ空気で天日干しされたちりめんは、一味も二味も違います。
かなぎちりめん
かなぎちりめんは、イカナゴ新子を塩ゆでして、天日で干した「イカナゴのちりめんじゃこ 」です。
なぜ、「かなぎちりめん」というのかというと、「引き抜いた古釘に似ている」ところ からきていると言われています。
いかなごは、春を呼ぶ魚として知られ、1年のうちで3〜4月の間だけとれる大変貴重な一品です。
佃煮
ちりめん山椒
獲れたての活いかなごを醤油・砂糖・生生姜等を用い独自の製法で炊き上げました。
カルシウムもたっぷり、風味豊かな味わいをお楽しみください。
くぎ煮
ちりめんと山椒を炊き合わせて「山椒ちりめん(ちりめんと山椒の佃煮)」が作られています。通常の乾燥工程を除きやわらかいちりめんを使用し炊き上げているので、食感のやさしい「山椒ちりめん」となっています。